光トランシーバーパッケージ対応表

光トランシーバーの使用は、IEEEが定める伝送速度の変調方式の様式に加えてSFFが定めるパッケージの形式の二つの要素で決定されます。単純に「100G LR1」と称しても複数のパッケージがありえます。以下にその組み合わせの一覧表を示します。

  X1 X2 X4 X8
1Gbps/lane
1Gbps
SFP
     
10Gbps/lane
10Gbps
SFP+
 
40Gbps
QSFP+
 
28Gbps/lane
25Gbps
SFP28
50Gbps
QSFP28 2lane
100Gbps
QSFP28
200Gbps
QSFP28-DD
56Gbps/lane SFP56  

 

400Gbps
QSFP-DD
OSFP
112Gbps/lane
100Gbps 
SFP112(SFP2)
 
400Gbps
QSFP112(QSFP2)
OSFP-RHS 2 lane
800Gbps
QSFP-DD800
  • "+"は10の略称表記
  • QSFP56-DDはQSFP-DDと略表記されることが多い
  • 50Gbps QSFP28はLANEの半分だけ使用
  • 光コネクター形状は仕様上複数規定されており別途指定が必要です
  • x16にはOSFP-XDがあります。

http://www.qsfp-dd.com/

OSFP

QSFPの課題を解決するものとして、ARISTAが中心となって実装されたのがOSFPです。QSFPとほぼ同等のサイズながら優れた放熱設計で400Gからは切り替わるのではないかとも言われていました。しかし、400Gにも様々な伝送方式があり数多く使われる短距離向けの仕様であれば長さを延長したQSFPパッケージで対応可能であり400Gの主要パッケージではありません。

しかし、16 laneを使用する1.6TbpsではOSFP-XDが採用されており400Gでも消費電力が大きい伝送モードでは利用されると思われます。

https://osfpmsa.org/

過去に使用されていたパッケージ(Form Factor)

  • GBIC : GigaBit Interface Converter : 1G x 1 SC connector
  • XENPAK
  • X2
  • CFP : 25Gx4, 10Gx10 <24W
  • CFP2 :  25Gx4, 25Gx8 <18W
  • CFP4 : 25Gx4, 10Gx4 <9W
  • CFP8